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2005年11月10日

高金利通貨による必勝法

高金利通貨の特性を活かして、絶対プラスになる投資法を考えてみました。この方法を実践すれば確実に年間投資がプラスになります。

■レバレッジは5倍が妥当

FXは一国の通貨を扱う取引なので、株式のように値がゼロになったり10倍も20倍になったりすることはありません。どの通貨も1年で10%程度、大きく動いても20%程度までしか動きません。ドル円で言えば大体10〜20円程度の範囲になります。

つまりレバレッジ5倍までなら1年間の間に強制決済に陥ることはほぼなくなります。ドル円なら20万円で1万通貨の取引をしている限りはほぼ安全ということです。


■レバレッジ5倍なら金利も5倍

レバレッジ5倍で外貨を保有していれば、当然金利もレバレッジ分だけ上がります。金利7%のNZドルなら年利35%になります。

しかし、どんなに金利が上がろうとも為替が下がれば損失も膨らみます。レバレッジ5倍でNZドルを保有して値が20%下がった場合、-100%+35%=-65%の損失となります。このままでは大損です。そこで、スワップ益と為替差損のトータルで収益を考える必要があります。


■金利分下がったら買い増しをする

年間のスワップ益で相殺することのできる為替損益は、ちょうど金利分の下落までとなります(金利一定、価格の下落によるスワップの変動なしとする)。つまり金利7%のNZドルなら7%の下落まで、NZドルが80円なら74.4円が年間収支の転換線となります。

・1万通貨80円で購入
年間スワップは80(円)×0.07(%)×10,000(通貨)=56,000円。5円60銭分の為替差損が発生する74.4円までなら年間の利益はプラスになる。

これ以上の下落となると年間の収支がマイナスとなってしまいます。そこでこの時点で同じ通貨分だけ買い増しを行ったとすると、買い増し分のスワップ益で今度は金利の半分である3.5%まで為替損益を相殺することが可能となります。

・74.4円まで下がったのでさらに1万通貨購入
年間スワップは74.4(円)×0.07(%)×10,000(通貨)=52,080円。2万通貨保有なので半額の2.6円までの下落なら相殺することが可能。

実際には購入時期にずれがあったり、値の変動でスワップ額は変わるのですが、ここでは細かい数字の議論は省略します。

ここで言いたいのは、金利分の下落までなら年間収支はプラスになるということです。NZドルなら7%の下落までならほっといても年間収支はプラスになります。そしてそれ以上下がった場合は、そこで買い増しをすればさらに収支転換線を下げられるということです。

7%下げた時点で保有分の倍だけ買い増しをして、3.5%の下げまで許容することができれば10%下げても年間収支がプラスになります。実際には一方的に10%も下げ続けるなんて相場はめったにないので、危険性はもっと少ないはずです。


■取引時期さえ間違わなければ絶対安全

今までの説明してきた方法を行えば、10%程度までの下落でもプラスの取引をすることが可能です。1年間の値動きが最大で20%だとすれば、年間の最高値よりも10%以上安くなった時点で買うようにすればまずマイナスになることはありません。


■実際には大きな問題が・・・

今まで色々と都合のいい話をしてきましたが、この方法にはいくつか問題点があります。

 ・20%以上の下落にはまったく対応できない
 ・金利の変動を考えていない
 ・取引金額が増えてくると厳しい

そもそも年間の変動幅が20%と考えてレバレッジを5倍にしているので、20%以上下がるとどうしようもなくなります。この場合はレバレッジを下げて取引することが必要になります。

また、高金利通貨は金利が下がれば値が一気に下がる可能性があります。スワップも減り為替差損も膨らむ可能性があるため確実に安全な方法とはいえません。

買い増しを実行する際は、保有ポジションと同じ分だけ買い増しをすることになるため、大きな金額になると困難な取引となる可能性もあります。この場合も、レバレッジを低めに取引していればポジションを取ることは可能です。


■スワップと為替差損益との関係を把握しておこう

今回の内容で言いたかったのは、スワップ益と為替差損益の関係を理解しておくことが大切だということです。

スワップ重視と考えていながらも、為替が2円、3円と下がってくると徐々に不安になってくるものです。そんなとき年間のスワップ益がどの程度発生して、為替のマイナスをどの程度吸収できるかを把握していれば、自分の取引がどの程度のパフォーマンスを出すことが可能で、どのタイミングで買い増しをするべきかを冷静に考えることができます。

私自身、今まであまりスワップと為替差損益の関係を十分に把握できていなかったので、今回考えた内容はすごくいい勉強になりました。みなさんもスワップ益と為替差損益の関係を考えてみることをおすすめします。
posted by valuefx at 01:26| Comment(2) | TrackBack(0) | FXの基礎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まいど。

必勝法は大体おいらが考えていることと同じですね(・∀・)

さらに付け加えると、「倍掛け」って戦略があります。

これはオンラインカジノの必勝法なのですが、買い増しの度に倍の数量を買っていく。

10000ドル買って下がったら、今度は2000ドル、それでも下がったら40000ドル・・・

はい。もちろんリスク大です。ただ保証金を気にしてマージンコールがかからないようにしておけば大丈夫でしょう。

保証金と同額程度の余裕資金をいつでも投入できるようにしておけばモアベタすね。
Posted by プー太郎 at 2005年11月10日 22:34
プー太郎さん、こんにちは!

勝率5割の賭けなら、負けても倍買いしていけば買ったときには最初の投資金だけ勝てるというのは知ってますが、それと同じことでしょうか?

いずれにしてもFXでこのようなギャンブルな考えは禁物ですね。
Posted by だいすけ at 2005年11月10日 22:45
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